深夜電力
現在、多くの人々に受け入れられている「住宅設備」のシステム。
それは、
『オール電化』というシステム!
この『オール電化』を採用すると言う事は、
『原子力発電』を容認する事にほかなりません!!!
この事は、「オール電化」のシステムを理解している方々には、周知の事実でしょう。

「でも、なぜオール電化を採用すると、原子力発電を容認する事になるの?」
それでは、なぜそういう結論になるのかを、検証してみましょう。
この資料は、東京電力のHPから引用させていただきました。このグラフは、月別のその月最大
の電力量の推移を表したグラフです。発電量か消費電力かは定かではありませんが、電力会社
が発表する内容でしょうから、発電量だと推測します。どちらにしても、大差ないでしょう。
今から40年前は、電気量は年間を通じて一定でした。それがどうでしょう。30年前から、夏季の
電力量が増えてきています。この兆候は、20年前にも見る事が出来ます。夏季だけではなく、
冬季の電力量もその時代から増加しています。原因は、冷暖房器の普及でしょう。特に、大型
店舗やオフィスビルが増加し、空調設備が設置されました。人口の増加、人口の集中に伴って、
それらの施設は増え続けました。この現象と比例して、消費電力量も増加しました。この時代の
流れは、一般家庭も例外ではありませんでした。快適な住空間を求め、エアコン等を完備し、
家庭部門での消費電力も増加の一途を辿ったのです。
ここ数年の電力量の平均は、黄色い点線の値ではないでしょうか。ここまで消費電力は
増えたのです。そして、夏季ばかりではなく、冬季も電力量は伸びています。
次に、この電力を発電している発電所がどの程度の割合で稼動しているのかを、一日の
時間の経過と共に見てみましょう。
この様に、一日の発電量は一定ではありません。消費量が一定ではないので、当然と言えば
当然です。電力会社は、その消費電力に合わせて発電し、極力無駄を無くしています。
時間で見てみますと、8時から22時までの時間帯が発電量が多くなっています。
先程のグラフの資料では、年間の中でも夏季が一番電力量を多く消費します。
この二つの資料を併せて見ますと
「夏の8時から22時までの時間帯が、年間を通じて消費電力が一番多い」と言えると思います。
電力会社は、この時をピークに設定し、発電設備を考えます。そして、そのピーク以外の
時間帯は、需要に合わせた電気出力の増減(負荷追従運転)が可能な『火力発電』の運転を
止めたりして調整します。
しかし、需要に合わせた電気出力の増減(負荷追従運転)が不可能な発電設備もあります。
そうです。原子力発電です。前にもご説明した様に、点けたり消したりが出来ません。
この原子力発電等で発電している電気量が、深夜の需要の少ない時間帯に余る事態に
なりました。
この深夜の需要の少ない時間帯の電力、『深夜電力』を有効利用しようと
電力会社は考えるようになります。
熱くない夏を祈る・・・・・・・・・
