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●プルトニウム

核分裂を連鎖させる為にも、核分裂を起こすウラン235の占める割合を増やす必要があります。

この事を『ウラン濃縮』と呼びます。『ウラン濃縮』には幾つかの方法があるそうです。

詳しく知りませんので説明は出来ません。ただ、様々な工程が必要なことは確かです。

ですから、大変な手間と時間が必要になります。そしてその他に・・・・・・・・・・・・・・・・

多くの電力が必要になるそうです。


このことからも『ウラン濃縮』は決して効率の良い方法ではないようです。


先に説明しました【原子力発電で使用する『核燃料』の発電前の未使用の状態と

発電後の使用済みの核燃料の状態を比較した】図をもう一度見てみましょう。


uran.jpg

ココで注目して欲しいのが、それぞれの比率の変化です。

     ウラン238      97% → 95%

     ウラン235      3%  → 1%

     放射性廃棄物    0% → 3%

     プルトニウム     0% → 1%

ウラン235は核分裂を起こし放射線を出す別の物質に変化します。核分裂生成物と呼ばれ

いわゆる放射性廃棄物、すなわち『死の灰』です。下の図の赤い矢印がそうです。


%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9.bmp


放射性廃棄物が3%発生します。そして、核分裂を起こさないウラン238は97%から2%減り

95%になります。その減った2%は【ウラン235 1%】と【プルトニウム 1%】に変化します。

その変化はこうです。(上の図は X になっていますが、その後の変化です。)

核分裂を起こさないウラン238に放出された中性子がぶつかると、中性子一個を吸収し

ウラン239に変化します。しかし、ウラン239は非常に不安定な物質ですぐに崩壊し、

ネプツニウム239という物質に変化します。ネプツニウム239は、これまた不安定な物質で

崩壊し、その後プルトニウム239となります。このプルトニウム239は、ウラン2335と同様に

核分裂を起こす性質の物質なのです。


という事は、核分裂を起こさないウラン238に中性子をぶつけることで、核分裂を起こす性質を

もった『プルトニウム』を作り出せることになります。


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