『推定埋蔵量』
もう一度、言葉を整理してみます。
『可採年数』とは、端的に言えば【資源があと何年持つか】という事です。
そして、『可採年数』は
『可採年数』 = 確認可採埋蔵量 ÷ 年間生産量
以上の式で求めます。
『確認可採埋蔵量』とは、
【今どこに埋もれているか解かっている。掘り出そうと思えばすぐにでも掘れる量】を示します。
石炭、石油、天然ガス、ウランのそれぞれの『確認可採埋蔵量』が確認されています。
そして、それぞれの『可採年数』は先に説明したとおりです。 (有限(?) なエネルギー資源)
『確認可採埋蔵量』の他にこんな言葉があります。『推定埋蔵量』です。
この意味は【おそらく何処かにコレぐらいの量が埋められているだろう】というものです。
文字通り推定した埋蔵量です。
石炭の『可採年数』は、約2百数十年です。しかし、『推定埋蔵量』を入れると、
おそらく千年はもつと考えられています。(あくまで推定ですが・・・・・)
石油はどうでしょうか?石油の『推定埋蔵量』は、それほどの量はありません。
しかし、先にお話ししました
堆積した岩にこびり付いている状態の 『オイルシェール』
タール状で砂がこびり付いている状態の『オイルサンド』
などの『非在来型石油』は『確認可採埋蔵量』ではなく、『推定埋葬量』に含まれています。
この『非在来型石油』の『推定埋葬量』は、かなりの量が存在するのではと考えられています。
石炭の例のように、石油もオイルシェールやオイルサンドを含めた『推定埋葬量』で
見積もれば、当分はエネルギーがなくなるような事態は起きないようです。
現実に、その様な意見を述べる人もいます。
『推定埋葬量』は推定の値ですが、やみくもな値ではないでしょう。
根拠があっての値であると考えます。
エネルギー資源はまだ膨大な埋蔵量がある。
確かに、そうかもしれません。
しかし、資源は枯渇するまで使うことは出来るのでしょうか?
ゼロまで採掘し、最後のひとかけらの資源まで僕たちは利用できるのでしょうか?
家族の愛情が『枯渇』しているのかしら・・・・・・・・?
