平成不況
過剰な投機熱による資産価格の高騰によって支えられ、その崩壊と共に、
急激に景気が後退した『バブル崩壊』。
その後『平成不況』と呼ばれる不況時代が続きます。
今日はそのお話を・・・・・・・・
長期にわたる不景気がデフレーションを誘発しました。
低価格で質の良いモノやサービスを提供する企業が増えました。
例えば、衣類ではユニクロ。代表的なのは1900円のフリース。
雑貨店では100円ショップ。ありとあらゆるものが100円で販売されています。
食品では100円バーガー、牛丼一杯280円などなど。
住宅では、坪単価25万を切るローコスト住宅の登場。
まさに、物価が持続的に下落していくデフレ現象が色濃くなっていきました。
商品の価格が下がり、生産側の利益が下がります。
生産側に勤めている従業員は、利益が減った分だけ賃金が減ります。
従業員とその家族は、減った賃金で生活をやりくりしなくてはなりません。
必然的にあまり商品を買わなくなります。購買力の低下を招きます。
その結果、商品は売れなくなり、生産者は商品価格をまた引き下げなければ
ならなくなります。【デフレスパイラル】です。このデフレーションの循環がとどまることなく
進みます。
それだけではありません。失業率の増加も招きます。
バブル崩壊後は、不良債権処理を行いました。と同時に、余剰人員の削減も行いました。
しかし、このデフレーションが続くと、企業の利益が減り、雇用を保持する体力が低下します。
これにより、中高年層のリストラだけではなく、新卒者の採用の見送りなどが行われ、
益々失業者が増えます。
バブル経済が崩壊した1992年頃から景気の底とした2002年までの10年間を
【失われた10年】とも呼ばれました。
この頃と比べて何が変わったのでしょうか?
