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« メーターモジュール Ⅲ | メイン | メーターモジュール あとがき »

●メーターモジュール Ⅳ

表示する『坪単価』は、【建築面積が増えても大して増額しない住宅価格】を

【使用した単位(4平米)ではなくより小さい単位(坪=3.3平米)】で割った値なのです!

分子が変わらず、分母が大きくなります。

さすれば、答えは当然小さい値になります。

と、お話ししました。それでは、メーターモジュールとは『坪単価』と表示する事で

価格を安く見せるためだけのモノなのでしょうか?

いいえ、そうでもないようです。

それでは、メーターモジュールを採用した場合のメリット、デメリットを考えてみましょう。


   メリット

   ●  廊下・階段・洗面脱衣所・トイレなど尺間では狭い所が広くなる。

   ●  クローゼットなどの収納スペースが広くなる。

   ●  部屋が広くなる。


これらが最大のメリットではないでしょうか。廊下などが尺モジュールと比較して

9センチ(1メートル当たり)大きくなります。この広がりが何よりのメリットです。


      デメリット

   ●  和室の見栄えが悪い

   ●  押入れの収納スペースの奥行きが広い
       (布団の収納には中途半端な大きさ)


元来日本の建物は、尺モジュールの木造軸組みの在来工法で建築されてきました。

当然和室主体です。ですから、尺モジュールの和室のバランスが崩れるため

見栄えが悪くなります。

以前は、合板やプラスターボードなどが尺モジュール用しか存在せず、

メーターモジュールを採用した場合、取り合いが悪く、不経済でした。

しかし今では、メーターモジュール用の資材が流通しています。

その為、価格面のデメリットはないと考えました。

後は、設計者の好みもあるでしょう。

設計者はバランスを重視します。自身がバランス良く設計できるのは

どちらのモジュールか?

【価格表示】以外には、そう大きなメリット、デメリットがあるようには

僕は思いません。


1メートル当たり9センチの差です。これが大きいのか?小さいのか?


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▲この存在が僕にとって大きいのか?小さいのか?

     それは僕の胆の大きさが問題?

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