サブプライムローン
これまで『価格が下がる要因』の話から始まって、少し寄り道をしましたが、
住宅業界の一部ではありますが、大手ハウスメーカーと地域の工務店との
経費の比較、営業方法・展開の比較を、それぞれの生まれた背景、『歴史』の話を
交えて説明してきました。(多少、思い込みもあったのかもしれませんが)
『価格』についてもう少し堀り下げて行きたいと思います。
今度は『価格が上がる要因』について考えたいと思います。
ここでは、『家』そのものの品質を上げて価格を高くする事ではなく、
社会経済の動向で、不動産価値の『価格が上がる』事を考えてみましょう。
それでは、お話を・・・・・・・・
今年、2007年3月あるニュースが流れました。
米国の、ある住宅ローン延滞によって、米国の金融市場が不安視されました。
その、住宅ローンとは・・・・・・・・
「サブプライムローン」と言われる住宅ローンです。
米国では、昨年の12月に表面化しました。
金融市場で注目されたのは、年が明けた今年、3月13日です。
業界大手のニューセンチュリー・ファイナンシャル社が、取引銀行からの融資打切りを
理由として、ニューヨーク証券取引所から上場廃止となり、問題化しました。
翌、14日。2005年10月~12月期の住宅ローン延滞率が、13.3%と発表され、
日本でも大きく報道されました。
米国で、サブプライムローンの融資残高は一兆三千億ドルとも言われています。
一ドル=120円として、ナ、ナ、ナント!
156,000,000,000,000円!!!(いくらでしょう?)
米国の住宅ローン業界で、このサブプライムローンは、過去2年間の新規住宅ローンの
1/4を占めると言われています。全住宅ローンでいえば15%を占めるそうです。
そして、サブプライムローンの延滞率は10%を超えています。
通常の住宅ローンの延滞率は2%ですから、いかに多いかがご理解頂けるでしょう。
しかし、住宅ローン全体の延滞率で見れば5%程度です。サブプライムローンの信用度は
悪化していますが、米国の住宅ローン全体が不良債権化しているわけではありません。
さほど問題視しなくても良い、という見方が大半の様です。
が、サブプライムローンを専門に扱う金融機関のうち、20社以上が破綻している現状があります。
(4月の報道では)
全米で20社ぐらいでは微々たるものでしょうが・・・・・
でも・・・・・・・・・ホントに本当、大した事ではないのでしょうか?

「ところで、サブプライムローンって・・・・・ナニ?」
