地場工務店の逆襲?
先週の続きです。
大手ハウスメーカーが台頭しました。
地場の工務店はどうしたのでしょう?今日はそのお話を・・・・・・
垢ぬけた設計、デザイン。
間取り、仕様等の打ち合わせの仕方。
短い工期、営業力。
封建制度で育った工務店の棟梁、大工には目を見張るものばかりだったでしょう。
しかも、どれも持ち合わせてはいませんでした。
このままでは危ない。危機感を持った工務店はまず、設計を真似してみます。
見よう見まねのデザインは、垢ぬけるどころか、ますます不格好なものに・・・・・
ますます危機感を持った工務店は、営業に回ります。
建てて数年は、盆正月のあいさつをしていましたが、それっきり・・・・。
意を決して尋ねてみるが、「今更どうしたんですか?」ってな具合・・・・・・・
なかなか仕事に結びつきません。
しかし、工務店も黙って指をくわえて見ている訳にはいきません。
そこで出てきたのが、フランチャイズ(以下FC)です。
FCとは、
【契約金を支払い、契約先の会社の商標、工法、資材、システムや
経営ノウハウを利用し、営業、販売を行う事のできる仕組み】です。
FCを展開する会社は、危機感をあおり、自社が持つ商品のアピールを行います。
ただでさえ危機感を感じている工務店は、契約しノウハウを駆使すれば受注できると思い、
相次いでFCに加盟していきました。
なんらかのFCに加盟している工務店は、かなりの割合だと思います。
FCで取り扱う商品は様々です。
工法を取り扱うもの (接合部の金物、壁・床などの構造体のパネル、断熱工法、
断熱パネル、設備機器など)
大半はこれに当てはまります。工務店一社の資金力には限りがあります。
自社で技術開発、商品開発する事は、なかなか難しいものがあります。
FCに加盟すればそれらの商品を使う事が出来ます。それだけではありません。
この工法を売りにしているFCは、必ず販促ツールを準備しています。
何種類かのパンフレット、チラシ、見学会のツールなど様々あります。
大手ハウスメーカー にあって工務店にないものがココにあるわけです。
他には、資材をグループで大量に仕入れをする事で安く購入し、合わせて、表示価格を
安く提示できるノウハウを提供するローコスト系のFC。
最近では、流行りの建築家と契約を結び、施主と建築家を結びつけるシステムを売りに
しているFCや、健康を前面に出し、健康に良いとされる資材、システムを販売するFCまで
多岐にわたっているのが現状でしょう。
または、工務店が集まり研究会を発足したり、協同組合を作ったり、または
NPOなどに加入したり様々です。
中には、どれにも属さずに独自で営業を続けている工務店もあるかもしれません。
しかし、その数はわずかではないでしょうか。
この様に、工務店も独自性を発揮し、大手ハウスメーカーに対抗してきました。
今では、地方の中堅ビルダーが全国展開するまでに拡大したりと、多様化し、
様々な住宅が販売、供給されています。
